釣果情報

日別アーカイブ: 2021年11月30日

ジギング タイラバ 釣り船 豊後水道

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闘病記12-1

11月29日

昨日宇佐神宮の荘厳な雰囲気に触れ、大分の高霊な?空気を感じましたら、日本古来の素晴らしい文化に想いを馳せる機会となりました。

現在の日本は、未だ戦後体勢が続いていて、今はその集大成の時とでも言いましょうか、明治維新で西洋文化が日本に入って来て、それを完成させたのがいわゆる終戦、敗戦という出来事だったということ、らしい、のですが(ネット情報ですが)、我々はかつて教科書で江戸時代は悪、古、未開であって、明治以後は善、新、解放、のように現代社会こそ最善の社会である、というような認識を持っています。僕も勿論そうならいましたし、そう思っておりました。
ところがここ数年の間の出来事だと思うのですが、歴史修正主義とでも言うのでしょうか、その考えに異
をとなえる人達が出て来たようです。つまり簡単に言えば、江戸時代こそが却って日本文化の結実であり、明治維新とはその日本文化を破壊し、西洋列強の植民地政策の一環を受け入れてしまったに過ぎず、日本を「開国」し、その結果、より低次元な西洋文化を受け入れてそれを日本に蔓延させてしまった出来事であった、ということです。

いや、表題と内容が違うんですけど、てよく解ってますが、本題に入る前に前置きがしつこく…
ということで続きます(-_-;)・・・

釣り船 遊漁船 豊後水道 伊予灘

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闘病記12-2

11月30日

写真を見れば、進撃の巨人のことを書きたいんだろうに、と皆さん思われるんでしょうが、そうなんですがなかなかそこまで行き着きませぬ…

どこまで行きましたっけ?まあどうでもいい話ですが、現在の我々日本人は日本がどちらかと言えば西洋社会より劣っていると思っているのと言うのです。……うん、確かにそう思ってる…かも
実際そのように教えられてきたようにも思いますし、そう考えているようです。
ところで先に書いた歴史修正主義とでも呼ぶ人々は、むしろ江戸時代までの日本は文化水準も世界中でも最高位に高く、他人を思いやる気持ち、自己を犠牲にしてより群れを守る為に尽くすことに優れた人種であったということなのです。
即ちせっかく江戸時代まで培ってきたこの日本独自(と言える程の)の素晴らしい「為に生きる」文化を、明治維新で「劣った」西洋文化(特に個人主義的、物質主義的な)を取り入れてしまったことで亡くしてしまった、ということなんですね。
この考え方を聞いて僕は、ショックを受けると同時に、なるほどな〜!とも、あ、確かにそうかも!とも思いました。
我々がもしそうだとすると、どこから日本人は日本人としての「誇り」を失ってしまったのか?それが太平洋戦争(実は、大東亜戦争)に敗戦して(敗戦したのは事実)、GHQによって占領され、7年間日本はアメリカの占領地であったのだが、その間にGHQにより日本は徹底的に骨抜きにされたのだ、というのです。キツイ言い方ですけどね〜
実際GHQは、徹底的に日本文化を崩壊させる為に力を注いだらしいです。古事記や日本書紀などの神話、歴史書を日本人が勉強出来ないようにし(だから我々は古事記日本書記について何も知らないんだ!)、戦争責任は日本に有り、と徹底的な教育をし、果ては空襲で民間人が大量虐殺されたり、原爆が落とされたのは日本が降伏しないせいだった、とあたかも日本側が悪いのだとでも言わんばかり。
原爆ドームに、過ちは2度と繰り返しませぬから、と書いてあるのは、ん、どっちが悪いの?と言いたくなる程であります。
責任を追及するのではありませんけど…原爆を落とされたのは日本人が悪かったからなの?と言いたくもなります。

そうそう、ここからが「進撃の巨人」。やっと。
何とか行き着きそう。文章が迷走して自分が何を書きたかったのか解らなくなるところでした。
という訳でまた続きます…

なかなか本題に行かな……\(>o<)ノ

豊後水道 遊漁船 タイラバ ジギング

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闘病記12-3

12月1日

いつの間にか12月になってしまいました。2021年も最終月を迎えてしまいましたね。

前置き長くなりましたが、何を言いたいかと言えば、日本の文化!
宇佐神宮を見ていたら、この神社という文化。とても不思議な日本にしかない文化なのですね。

なんの為に有るのか実はよく解らなくなっているものなのだとも思います。そう言えば我々日本人には決して欠かすことの出来ない極めて優れた❲制度❳である天皇制も、生まれた時から何故か有るものの、何の為にあるか、どう発生して今どんな作用があるのかがよくわからないものである気がします。

そう、文化!そして世界中でも今や日本にしかなく、優秀な文化と言える物、漫画という文化!

やっとつながった~

ネットカフェなんかに行くと、ズラリと並んだ漫画の数!
何十年も前から数多くの作者によって描かれた緻密な絵と物語で描かれた図書の数々。これ程多岐に渡った内容の絵巻物を擁した時代や国が有ったでしょうか?

その中でも最近特に注目すべきのが、「進撃の巨人」だと思うのです。(今更かよ!?と言われるかも知れませんが)

僕がこれを注目したのは、作者が大分県日田市出身の若者だからなんですが!だから宇佐神宮を訪れながらこの漫画を思い出した訳なんですけどね…

読んだことの無い方は一度読んで頂くといいと思います。

さて、

また続きます…

釣り船 豊後水道 遊漁船 大分県

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闘病記12-4

12月2日

またまた続き

❲ネタバレ有るかも!❳

僕がこの進撃の巨人が秀逸だと思うのは何と言っても、これって今現在の我々の隠された歴史の事実を作者が知っていて、曖昧にだけど真相を暴露しようとしてんじゃないの?と思ってしまったことにあります。

これを日田市の若者が全部一人で考えた?しかも十数年も前から?だとしたらこの作者、諫山創という人はまぎれもない大天才!?
どんな作品でもその内容や経過に穴やぎこちなさみたいのが有るはずなのに、この作品にはそれがほとんど感じられ無いのです。

この作品の注目点を言うならば、「敵は誰なのか?」

敵はモチロン、人類にとっては巨人に決まってるじゃないの?
ということで、登場人物(壁内人類ですね)たちも巨人制圧の為にあらゆる努力をします。
巨人一体を倒せばどれ程の成果か。…物語の冒頭の方はそこから入って行く。
ところが中盤から次第に謎が判明して来る。目に見える敵の姿が段々変わってくるのですね。それはエルヴィン団長の質問から始まります。「我々の本当の敵は何に見える?」
疑問が投げかけられるのですが、本当の敵は誰なのか?
こういうナゾ解きのような流れが秀逸です。

現代の我々日本においても、江戸時代の300年の鎖国(実はとても安定した平和な時代であった)が破られてからは、敵は幕府だったり、薩長だったり、イギリスだったりアメリカだったり、ロシアだったり、現在においては中国だったり韓国だったり…
我々の目に見える敵は、その時々によって姿を変えて主に「国家」の形でやってきます。
勿論、それらは我々の目にはっきりと見える敵なのですが、本当の敵はその背後におり、それが近年次第に判明してきているのですね。それが一体誰なのか。
実はそこが問題なのであって、本当の敵は我々の目からは隠されてあからさまには現れない。

この話の中でも実は本当の敵は別にいるのだ、ということがわかって来るのですが、物語が進むにつれて、読者は「人類て、壁内にしかいないのかいな?」という疑問を持つようになる。この徐々に秘密が明らかになる過程も秀逸です。

話か進んでいくと、やはり壁外にも人類は存在するらしいという事が解ってくるのですが、では何故この大勢の壁内人類は、壁外の事に思いを馳せなかったのか?今まで壁外にも世界が広がっているのだと言う事が解らなかったのか?

壁内に人類が入って来て、壁で世界を閉ざしたのが100年前らしいのですが、100年くらい前の記憶なら文章、或いは伝承によってでも残っているだろうにと思うのに、全人類が忘れている。何故か。それは実は初代フリッツ王の力によって、人々の記憶が改ざんされていたことが解るわけです。

考えて見れば、現在戦後75年、いや76年…僕達は76年前にGナントカによって歴史が改ざんされたとすると、宇佐神宮のご神祭が誰なのかも知らない…我々の記憶も実は改ざんされていた…?こういう示唆が有ったと思うのはヒネクレ者の僕だけでしゃう。
現に我々は我々の本当の歴史も知らないでいるのであります。改ざんというより戦後の教育ですね。

で、この話に戻りますが、登場人物達は、新たな背後の敵と戦うようになるのですが、実は、意外な所に「本当の」首謀者が!
この話は、結局の所、この首謀者によって操られていた世界の話だったということが解ります。
ですが、その「首謀者」すらも運命の歯車の中で最善の道を求めてさまよい、最善と思われる道を選択するしかなかった。自分で歴史を切り開いて、新歴史を作ろうとしたのではなく、あくまで歴史の流れに乗り、その中で最善と思われる道を選択したに過ぎないのですね。
この首謀者は「じゃあどうしたら良かったんですか!?もっといい方法が有ったなら教えて下さいよ!」と叫びます。どうしたらいいのか、どうすることが正解なのかが彼でさえ(いや誰にも)解らないのです。
だから僕達もどのような道を行こうとも、結局は歴史を作ろうとするのでは無く、いかに歴史の流れに乗るかが大切なんだということのようです。
「首謀者」の選択が最善のものだったのかは結局この物語の中では判明しませんが、単行本最終巻34巻の末尾に追加された4ページの書き下ろしによれば、この話が全て終わった後にも歴史は流れ、繁栄と滅亡を繰り返し、歴史はまた繰り返すということが描かれる。
もしかしたら僕達の想像の及ばない何万年、何十万年の以前には
今では想像出来ないような世界が、この地上に繰り返されていたのかも知れないとも思えるのです。

話がややこしくなってしまいましたか結論は、日田市に産まれたこの諫山創という逸材。この人が描いた「進撃の巨人」。
こういう物語が日田市出身の作者によって描かれた事が驚きであり、読んだ事の無い方は是非ご一読を、という事でした。

僕の体調の方はお陰様で、手術跡の痛みが徐々に薄らいで来ているみたいです。
復帰は…今少しかなぁ。
もうしばらくお待ち下さい。

復帰出来るまでの間、「進撃の巨人」でも読みながら気長にお待ち頂くと嬉しいです、というお話でした〜