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月別アーカイブ: 2021年10月

大分県 遊漁船 ジギング タイラバ

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闘病記5-1

9月30日

無事に大分医大病院から、現在新別府病院に転院してまいりました。
大分医大病院では、ここは緊急外来で患者さん多いから動けるようになったらサッサと出ていきんさい。てな感じで…いや、ウソウソ、皆さん僕の状況を見て最善の状態になるように手配してくれたのですからね。感謝しか有りません。

さて、ところで何で「隠し砦」なんじゃい、と思われると思いますが、自分自身、時間あるのと頭の体操のために。そして何より自分自身、未だに不思議でたまらない、あの「S.W.」が何故あそこまでヒットしたのか?あんなに[つまらない]S.W.のエピソード4が、(S.W.て、ほらアレですよアレ。ジャーンジャーンジャジャジャジャーンジャンジャジャジャーンジャンジャジャジャジャーンの。益々分からなくなりましたかね?)ジョンウィリアムスの音楽は良かったけどね…いや、それすら後のジェリーゴールドスミスのスタートレック方が良かったか…
で、その元ネタと❲言われてた❳黒沢明のこの隠し砦を見たら、S.W.エピソード4の「スゴさ」もわかるんじゃないかと。そんな事考えてたら、どうせ海にも行けないし、更新も出来ないので皆さんに僕の長年の解けない疑問点を聞いて頂こうかと。

見ましたよ。隠し砦の三悪人。(この文章は多分にネタバレを含みます。映画を見ようと思う方は、まず映画をご覧になってから読んで下さい)

結論から言えば、この隠し砦の三悪人、サイコーの娯楽活劇!この時代にこんな面白い映画を作ってらしたんですか!と感嘆しました。時代劇の形を取りながら、お家再興のために姫と金塊をいかに逃すか。
それには同盟国の早川に逃げ込まなきゃならないんだけど、それには一旦敵国の山名を通らないといけない。それか山越えをするか。追ってを振り切って。でも姫がいる。姫を連れて山越えができるか。
そうした時、途中で知り合った(というか旨い話でもないかと擦り寄って来た)2人の農民、これが千秋実と藤原鎌足(この2人が荒れ地を歩くんだけど、この歩き方が正にC-3POとR2D2。千秋先生のヒョコヒョコとした歩き方はC3、藤原先生のちっちゃさはR2。あー、ここから来てたのねー)なんだけど、この内の千秋先生の農民は、憎めない可愛い所あるんだけど、バカなんだけど時折ずる賢いと言うか悪知恵が働いて、そんなの俺なら一旦は山名に入ってから油断させておいて、そして折を見て早川に抜ける、と軽口をたたきよられます。
そんな思い付きのような一言を、三船敏郎先生は百性フゼイは黙っとれ!とは言わず、ふーん、そりゃ面白い、とあっさり採用してしまう所が本作の面白い所。流石、三船先生、身分が違うとかのたまわれず、このすぐにでも裏切りそうな狡猾な(バカだけど)千秋先生の意見もサッと取り入れて実行。この飄々さ、うーん、シビレます。

そしてそんなこんなで脱出劇が繰り広げられるのですが、窮地に追いやられては何とか回避し、またどーすんだー!という時にも回避し、最後には敵兵山名の武将(これを藤田進大先生がやっておられます)と対決。結果的には姫も三船先生も囚われの身となってしまい、あー、もうこれアカンやつやん、終わってしまったやつやん….!!
その時の姫の一言がイイ!
「私は楽しかった。特にあの火祭りの踊り、あれは本当にに楽しかった。死んでも何の悔いも無い」みたいな?ことをホントにシロウト演技っぽく棒読みセリフで語るのです。藤田大先生も大概僕読みですけどね。
黒沢監督はよくこういうことをしますね。わざとシロウトを役者に使う。…うーん、何ででしょう?特に影武者の時の徳川家康をやった油井ナントカさんでしたっけ?セリフも棒、演技も棒。信玄を「よし、攻めてみよう」だっけ、そんなセリフが有りましたが、そのセリフ聞いた時はあんまり棒読みで、映画館のイスからガクッと崩れ落ちそうになりました。そして館内に笑いが起きるんじゃないかと(幸いその時は静かでしたが)。こんなの俺がやってやるわ!と当時高校生?大学生?だった僕は思ったものでした。
で、この姫役の上原美佐サマも全くのシロウト、棒読みに棒演技に大根臭さまで加わって、あ、また黒沢カントク、悪いクセが出た。こんなだから晩年苦労するんだわ〜とでも言いたいところですが、イヤイヤ、この美佐サマに限って言えば、僕はこの臭さが好き!
火祭りのシーンでシロウト丸出しで東宝ダンシングチームというプロに混じって唐突に踊り出す美佐サマ。恥ずかしくて見てる方が思わず赤面してしまい直視できない程のヘタさ。でもナゼか産まれて初めて「農民」と一緒に踊る楽しさ、初々しさが出ててイイ!さっきの極重要なセリフも、棒読みながら気持ちが出ててイイ!!これなら藤田大先生もその色香に迷って?裏切り御免!!となりますわ〜

まずここまで
(やっぱり長いのちょっと疲れます。)

大分県 釣り船 タイラバ ジギング

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闘病記5-2 続き

10月1日

と言うワケで、黒澤カントクのシロウト起用は、この映画の美佐サマに限っては上手くハマッてると思うのですよ。この後も黒澤カントク、何故かシロウト俳優を起用し続けます。特に、実現はしなかったけど、20世紀フォックス映画のトラ!トラ!トラ!では本当の退役軍人さんや、真珠湾攻撃に参加した人達を採用したそうで。面白そう、見てみたかった気もしますが、うーん、どうなんでしょう。ハズしてたんじゃないのか?て気もします。
まぁともあれこの美佐サマ起用に気分を良くした黒澤カントクは、ここで上手くいったもんだから、その後も第2第3の美佐サマを狙ってシロウトを使い続けた?そんなこと無いでしょうけどね。世紀の大カントクが…

物語の方は、結局藤田大先生は、三船先生と美佐サマの繋がれている綱を切ってまず2人を早川の領土へ逃がしてしまいます。(美佐サマの色香に迷ったのでは決してござーません。多分)、そしてご自身はそのまま恩も縁もある山名に留まり、死を覚悟しますが、そこは流石三船先生、「お前も来い!」と促すと、藤田大先生は全てを悟ったかのやうに「裏切り御免!!」と捨てゼリフを残して自身も一気に関所の門を駆け抜けて早川へ奔走します。このシーンがぁぁぁ、カッコえぇぇぇぇぇー!!!こんな素晴らしいシーンが今までの映画に有ったでしゃうか!?シビレてしまったこの瞬間!!

さて、話はエピローグ的に語られますが、(経緯は覚えてないけど)千秋実先生と藤原先生の2人が捕まって、引っ立てられて来ますが、打ち首でも覚悟していたかのようなこの2人が引っ立てられた先にいたのは、ビシッと侍装束に身を包んだ三船先生、美佐サマ、藤田大先生でした。
三船先生は今まで騙していたことを2人に詫び、2人がお家再興のための金塊を狙っていたことを知っていたがそれを咎めることもなく、「この金塊は秋月家再興のための軍資金なのだ。姫でもどうすることもできんのだ。だが、ほれ、これをお前達にやろう。受け取れ。」と1枚の大判を差し出します。
ほれ、受け取れ、ほれ。と大判1枚を渡す三船先生。この暖かさがたまりませぬ。
そして2人はまた荒野の道を、そのもらった大判を、お前が持てよ、いや、お前が持てよ、なんて言いながら今度は仲良く帰る。
で、終。

いやーーー、暖かいーーー!!
スリル、サスペンス有りながら暖かさに満ちたこの秀作!
もっと評価が高まってもいいんじゃないのか?と思いました。

じゃ、先ずはここまで。やっば目がちょっと疲れます

タングステン ジグ タイラバ スーパーライト

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闘病記5-3

10月2日

という訳で(ちょっと日が経ってしまいましたが)隠し砦の三悪人、サイコーでありました!これぞ映画、娯楽、爽快…
これを観たのは理由がありまして、「S.W.」とは勿論スターウォーズのことなんですが、これは1977年の製作だったかな?(いわゆる最初の、エピソード4と呼ばれるヤツのことです。)
当時ワタクシは中学生?高校生?忘れちゃった、けど、スターウォーズは公開前から大評判、アメリカでは既に大ヒットしてたんだっけな?日本には半年くらい遅れて入って来るのが常だったですからね。社会現象まで引き起こしておりました。
音楽は既にサントラ盤が2枚組のレコード(!)で発売されており、ワタクシもお小遣いを引っ張り出して、レコード買いましたよ!高かったけど。(当時で4000円くらい?高っ!)
どれ程面白くて画期的な映画なんだろう?とワクワクドキドキしながら満を持して観に行きました。確か、名古屋駅のシネラマ名古屋。(今はもう無いでしょうね。)当然満席!
映画、始まりました。テーママーチと共に、例のナレーション。そして宇宙船の攻防と話は進み…
アレッ?これ面白いか〜?
C3POとかR2D2とかチューバッカとかハン・ソロとか魅力的なキャラも出て来て、なんとオビワンはイギリスの名優、アレックギネス!
ん、でもでも何か薄っぺらいと言うか、内容もそんな無い感じ…
最後にはそんなこんなあって、遂にルークがアレックギネスの言葉通り、照準器を外して理力(フォース)のみでレーザーを発射!遂にデス.スターは、ピーターカッシング扮する(往年のホラー映画俳優。ここら辺のキャスティングは素晴らしい)ナントカ提督(忘れた)と共に大爆発したのでありました。ナンジャコリャ。
で、最後の授与式でレイアから勲章を受け取ったルーク、ハン・ソロ、ピカピカにしてもらったキカイ2体、そしてサルは、特にサルは喜んで咆哮し、大円団を迎えるのでありました〜、て、ナンジャ〜コリャ〜!!!!
面白くも何ともないし、話も薄っぺらい。内容は、ただルークって若造がレイアって姫に会って助けて、ルークの伯父さんが殺されて、アレックギネスに会って、ブシューブシュー言う黒いのがいて、ギネスがそいつに殺されて、最後いつの間にかルークが討伐隊に加わって、フォース?でデス・スターぶっ飛ばしました。終わり。えーーーーーー!
面白くも何ともない!これに世界中が熱狂してんのーーー!?
というのが初めてスターウォーズを観た時のワタクシの偽らざるキモチでした。いや、僕だけでしょう。つまらないと感じたのは。いや、きっとそうに違いない。(でもジョージルーカスもコケること見越してどっかの島に逃げてたって話だから、本人もヒドイとは思ったのでありましょう。)
後に思った事ですが、最初オビ・ワン役としてそれこそ三船敏郎先生にオファーが来てたそうです。それを三船先生、何をトチ狂ったか蹴ってしまわれた。まぁ、しょうがないですね。こんなにヒットするとは当時誰も思ってなかったでしょうから。しかし、もしもこの時三船オビ・ワンが実現していたら、オビ・ワン、騎士団、フォースの意味合いもずっと深く、ダースベーダーとの対決ももっと素晴らしいものになって、それ以後のスターウォーズの内容も相当違っていたのでは無いかと思うのです。もったいない…アレックギネスはもちろん世界的な俳優ですが、フォースという精神世界を表現するには薄っぺらいわな…やっぱり日本人じゃなきゃ。ジョージルーカスも当時はわかんなかったんでしょうかね。うーん、でもルークの衣装は柔道着だし、隠し砦の三悪人からプロット引っ張ってるし、極めて日本的なんだよなぁ。分かってるハズ。それか「七人の侍」の菊千代様、つまり世界のミフネにおいでいただくのが恐れ多いと思ったのか…ザンネンではあります。
さて、言いたい事は(自分でもよく分からなくなって来ましたが)ワタクシの長年の疑問、エピソード4がこんなデキなのに、何故続編が作られたのか。何故このデキで世界的ヒットを飛ばせたのか!?
シリーズ物だとしても、最初の一作がしょーも無ければ、アメリカのプロデューサーはカネ出さないはずなのです。
でも確かにエピソード4は世界的大ヒットを飛ばしましたからね。それがまたナゾ。こんなギモンを持つのは世界中でもワタクシくらいのもんかも知れませんね。
こういう単純な話をアメリカ人は好きなのか、だからなのか、とずっとムリに納得して来ましたが、後にスターウォーズには元ネタが有って、それがこの「隠し砦の三悪人」だ、と聞きまして、仕事の合間にDVDで!観てみた訳です。そしたらコレは面白い!!
佐藤勝御大のテーママーチも素晴らしい!(時代は違えどスターウォーズよりいいんじゃないか?)そして全てが素晴らしい!
でもこの隠し砦の三悪人が元ネタというほどのものでは無いなーと。
確かにC3P(千秋実先生)とかR2(藤原鎌足先生)とか、プロットとか最後の戴冠式のとことか、ここからネタ取ってるんだろうな、とは思うけど、元ネタという程ではない。結局、隠し砦の三悪人を観終わった後、隠し砦の三悪人という映画、そして黒澤明というカントクや、脚本家、スタッフ、キャストは素晴らしい!という結論で終わってしまい、スターウォーズエピソード4は一体どこが面白いん?というギモンで残ってしまった訳です。

そしてスターウォーズはご存知のとおりいわゆるエピソード6まで作られて、一応の製作を終えました。
最後まで観てみたのですが、まぁそれと言った感激もなく、終わった終わった、もう2度と観ることはないだろう、と思っておりました。

そして数年後?またエピソード1から3が作られることになりましたが、テレビなんかで宣伝バンバンやってましたが長年見る気になりませんでした。
しかし、ある時気付いたのです。
シリーズを通して流れるあのナレーション。
はるかはるか昔のこと。銀河系のどこか
ン、はるか昔?これって未来の話しじゃなくて、昔昔の話なの!?と。
それで何となくエピソード1から3をDVD!で借りて観てみたのです。そしたら、知らなかった!…面白い!!!
結局は銀河連合(だっけか?)と暗黒帝国(だったっけ?)の戦いの話ですが、これが現実のロ○チャVSロ○ク○ェラーの戦いに(ちょっとちがいますけどねー)ソックリなのです。そしてその戦いのきっかけになったのが貿易交渉のもつれからであったという現実的な内容!
そしてアナキンが暗黒面(ダークサイド)に落ちてダース・ベイダーとなり、アナキンとパメラの間には双子の子どもがー!その子供が実はー!
……面白い!!!
ジョージルーカス先生、最初からこれを作ってくださいよ!と言いたくなりました。
これが作りたかったがためのエピソード4から6だったのですか?と言いたくなりました。(でもルーカスの頭に最初からこの神話しはあったのかな?ちょっとギモン。まぁ、誰かの構想にはあったのでしょう。)
そしてもう一つ、エピソード4から6は、はるか昔の話、当然エピソード1から3は、もっと昔の話。
でも1から3は文明がもっと進んでいて、(空飛ぶ車や住居や)そして4から6は戦争後の、荒廃した世界です。つまり、時代が古ければ原始社会である、という訳では無いのです。
これを現代に置き換えると、実は今我々は歴史始まって以来の最高の文明期を迎えているとばかり思っているが、実は現代は荒廃してしまった後の世界であって、もっと以前(1万年、2万年前、縄文時代と言われる時代など)は今よりずっと文明が進んでいて、フリエネや空飛ぶ無人自動車、浮かぶ住宅…そんな中で暮らしていた世界であって、今やっとそれを思い出してきた。そういう時代なのだ、ということを教えるための映画であった。そんなふうに言えるのではないか。だからこそ、本当の製作者は誰かなのかは知らないけれど、どうしてもこの6話を作る必要があった。だからこそエピソード4はヒドイ出来だったけど、いいや、とにかくヒットさせろ〜!
とヒットさせたのだ、と、思うと(妄想すると)辻褄が合う気がするのです。皆さんは多分僕が何を言いたいのか解りませんね。当然です。自分でも何書いてるか分からなくなりました。

以上、ワタクシのモウソウでした。
長くなってしまいましたが、結論、やっぱり黒澤映画は面白い!ということです。結果それかい!
スターウォーズはいいので「七人の侍」「隠し砦の三悪人」「生きる」を見て欲しいです。初期のモノクロの黒澤映画はサイコ~!という結論でした。ちゃんちゃん。