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大分県 釣り船 タイラバ ジギング

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闘病記5-2 続き

10月1日

と言うワケで、黒澤カントクのシロウト起用は、この映画の美佐サマに限っては上手くハマッてると思うのですよ。この後も黒澤カントク、何故かシロウト俳優を起用し続けます。特に、実現はしなかったけど、20世紀フォックス映画のトラ!トラ!トラ!では本当の退役軍人さんや、真珠湾攻撃に参加した人達を採用したそうで。面白そう、見てみたかった気もしますが、うーん、どうなんでしょう。ハズしてたんじゃないのか?て気もします。
まぁともあれこの美佐サマ起用に気分を良くした黒澤カントクは、ここで上手くいったもんだから、その後も第2第3の美佐サマを狙ってシロウトを使い続けた?そんなこと無いでしょうけどね。世紀の大カントクが…

物語の方は、結局藤田大先生は、三船先生と美佐サマの繋がれている綱を切ってまず2人を早川の領土へ逃がしてしまいます。(美佐サマの色香に迷ったのでは決してござーません。多分)、そしてご自身はそのまま恩も縁もある山名に留まり、死を覚悟しますが、そこは流石三船先生、「お前も来い!」と促すと、藤田大先生は全てを悟ったかのやうに「裏切り御免!!」と捨てゼリフを残して自身も一気に関所の門を駆け抜けて早川へ奔走します。このシーンがぁぁぁ、カッコえぇぇぇぇぇー!!!こんな素晴らしいシーンが今までの映画に有ったでしゃうか!?シビレてしまったこの瞬間!!

さて、話はエピローグ的に語られますが、(経緯は覚えてないけど)千秋実先生と藤原先生の2人が捕まって、引っ立てられて来ますが、打ち首でも覚悟していたかのようなこの2人が引っ立てられた先にいたのは、ビシッと侍装束に身を包んだ三船先生、美佐サマ、藤田大先生でした。
三船先生は今まで騙していたことを2人に詫び、2人がお家再興のための金塊を狙っていたことを知っていたがそれを咎めることもなく、「この金塊は秋月家再興のための軍資金なのだ。姫でもどうすることもできんのだ。だが、ほれ、これをお前達にやろう。受け取れ。」と1枚の大判を差し出します。
ほれ、受け取れ、ほれ。と大判1枚を渡す三船先生。この暖かさがたまりませぬ。
そして2人はまた荒野の道を、そのもらった大判を、お前が持てよ、いや、お前が持てよ、なんて言いながら今度は仲良く帰る。
で、終。

いやーーー、暖かいーーー!!
スリル、サスペンス有りながら暖かさに満ちたこの秀作!
もっと評価が高まってもいいんじゃないのか?と思いました。

じゃ、先ずはここまで。やっば目がちょっと疲れます